家づくりQ&A
家造りR+houseに関する様々な疑問に回答しています。
下記に記載のない場合は、お気軽にお問い合わせください。
住宅会社選び
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最近家づくりを考え始めたのですが、どこもメリットばかりの話で、どの会社を選んでいいのか分かりません。
結論から申しますと、お客様が正しい知識を持たれていればどこの会社で建てても問題ありません。
私どもも住宅の営業をしているので本音でお伝えすると「他の会社ではなく自社を選んで欲しい」という気持ちがあります。
中には会社からノルマをかけられていて、何とかして受注をしないといけない営業マンもいることでしょう。そうすると、どこの会社でも自社のメリットを伝えることは最重要であり、その体質が家づくりをする方を迷わしてしまっているのです。
そのため皆様は、自分自身で情報を判断し選んでいかなければなりません。
人生で一番大きな買い物と言われるマイホームだからこそ、“なんとなく”の知識で家づくりに臨むのは避けたいものです。
「断熱の性能UA値はどれくらい必要」「気密性能は必ず測定しC値はどれくらい」「耐震等級は”相当”ではなく明確に取られているのか」など、知らないと損をしてしまう内容は山ほどあります。
それを皆様が知らないうちは、適当に「あそこの会社の営業マンがいい」などとの理由で選んでしまっては後悔してしまう可能性があります。
そこで私たちR+house大分東では、「家づくりのモノサシ」を持ってもらうための勉強会を「無料」で開催しています。
もちろん参加されたからと言って弊社で建てていただく必要はありません。
無料にしている理由としては、少しビジネス的な話にはなってしまいますが、事業をしていくうえで一番大事なことは「信用」だからです。私どもの情報はどんどん広めていってほしい内容ばかりです。
この大分という地域で継続して事業を行っていくためには、正しい情報発信をしていく事が何よりも重要であり、それが「信用」につながっていくからと考えているからです。
「信用」が蓄積されると「好意」に変わり、つまり弊社のファンになってもらえると思っています。
この勉強会は私どもR+house大分東から皆様へのプレゼントとなります。
どうぞ受け取られて、後悔のない住宅会社選び、そして住まいづくりにお役立てください。
お金について
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建物の坪単価はどのくらいでしょうか？
今まで建てさせていただいたお家の坪単価としては70万円～100万円と幅がございます。
坪単価を決めてはいないのですが、R+house大分東での標準プランとして参考までに、30坪の大きさの建物本体で2,100万円(税別)程度となります。 その上で、坪数が大きくなると割安に、坪数が小さくなると割高になります。なぜなら住宅の価格の中で占める割合の多いものはキッチンやお風呂などの住宅設備となり、大きな家でも小さな家でも同じ設備であれば、設備にかかる費用は同じ金額です。例えば100万円のキッチンを30坪の大きさの家で割ると1坪あたり3.3万円ですが、40坪の家で割ると2.5万円です。これが坪数による価格差になります。さらに、皆様同じ生活をされる(望まれる)方は一人としていません。それぞれのご家庭に合ったプランニングを行ないますし、こだわりたいポイントもご家族によって大きく異なってきます。同じ坪単価で建てる企画(規格)住宅ではないからこそ実現できる住まいをご提供いたします。ただ、だからといって全く予算が分からないのも不安になるかと思いますので、R+house大分東では、坪単価でお伝えするのではなく、一人一人のライフプランニングに合わせた無理のない「総額」でのご提案をしています。 -
やっぱり建築家と建てる家は高いのでしょうか？デザインにこだわりすぎて総額が高くなりませんか？
R+house大分東では、皆様にとって「価値の高い」住宅をご提供しております。高い・安いは一人一人で感覚が違うのでお答えしかねるのですが、R+houseでは、皆様に資産価値の高い住宅をご提供するために『４つのR』で家づくりを行なっています。①ルールのR(構造的に無理がないようなルール)②ルートのR(商材をメーカーから直接仕入れる等の企業努力③デザインのR(合理的な設計)④性能のR(高性能な住まいでランニングコストの低減)アトリエ建築家の先生は、皆様の想いをくみ取り生活スタイルをイメージし、一人一人の暮らしを設計していきます。オシャレなデザインでありながら、家の本質を追求した、家族が笑顔でいられる、さらに資産価値が高く総支払額がお得になる住まいを、ぜひ私たちとつくっていきましょう。また、一度仕様の確認も含めご来店いただき、弊社のご提案内容を聞いたうえで高い・安いをご判断いただければと思います。 -
実際に建築家の設計料はどのくらいの金額が必要なのですか？
まずアトリエ建築家との設計を申込むのに合計で35万円(建築家との打合せ・プラン提案・温熱等計算の費用が25万円、土地測量や法令調査などの敷地調査費が10万円)＋税が必要となります。そして土地の売買契約が決まり、アトリエ建築家からのプラン提案もOKになると、次は実際に住宅を建てるために必要な図面の作成、申請が始まります。その際に設計料95万円(建物の大きさによって変動)、確認申請料15万円程度、長期優良住宅等の申請料が25万円ほどが必要になります。こちらの費用は、ほとんどの方が住宅ローンの中に組み入れてお支払いいただいております。すべて資金計画の段階で予算をお取りして、無理のない支払い計画ができるよう考えていきますので、詳しくは一度ご来店いただき、お話をさせていただければと思います。 -
無料で設計してくれますか？
R+house大分東では、無料での設計は行っておりません。皆様にとって良い建築とは何でしょうか？私たちとペアを組んでいるアトリエ建築家の先生は、ご家族の生活リズムや建てたい家のイメージ、そして周りの周辺環境をしっかりと検討したうえで、家族の暮らし心地を一番に考えて図面を作成しております。設計を生業にしている建築家だからこその、細かいヒアリングにより、お客様の本当のウォンツ、ニーズを引き出しそれをカタチにしていきます。それを導き出すのが建築家の仕事だと考えております。もちろん無料での設計が悪いとは思いません。お客様からお仕事をいただき事業を継続して行っていくためには、会社の戦略として無料にすることもあります。しかし、無料で設計してしまった場合、自社で建ててもらえなかったときに、その手間代はどこで埋め合わせをするのかを考えたことはありますでしょうか。基本的には契約したお客様の建築費の中にプラスオンされている場合がほとんどです。しかも項目として書かれていないので目に見えない費用になります。私どもは、適正な工事価格をご提示するために、その方の家づくりにかかる費用は全てその方にお支払いいただくようにしております。そのため、設計をご依頼いただく際には、パートナー申込費用として35万円(税別)を頂いております。内訳としては、アトリエ建築家との打合せ・プラン提案・温熱等計算の費用が25万円、敷地調査費(測量や法令調査)等が10万円となっております。納得のできるプランを作成する自信があるからこその考え方なので、今までどのようなプランをどのように考え作ってきたのかを、是非聞いていただければと思います。 -
プランニング〜大枠の図面決定のち、数社の工務店に相見積りはとれるのでしょうか？
申し訳ありませんが相見積もりはしておりません。家づくりは手作りのオーダー家具のように一つとして同じものはなく、私ども、そして職人さんの手によって作られる、1点物と考えております。そしてお客様と私どもの信頼関係のもと家づくりがスタートしますので、R+house大分東としては、弊社の考え方、仕様や内容、もちろん金額にも納得して頂いたうえで家づくりを進めさせていただいております。
性能について
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家の全体的な性能はどれくらいですか？
R+house大分東では長期優良住宅を標準としております。中でも家で快適に過ごすために必要不可欠な断熱性能と気密性能にはこだわり、断熱性能を表すQ値は1.9以下、UA値は0.6以下、気密性能を表すC値は0.5以下を自社での目標数値としております。実際に建てさせていただいた住宅の平均値はQ値＝1.6、UA値＝0.46、C値は0.3となっております。住宅会社の中には稀に気密性能は不要だとか、オプションでないと測定しない会社もございますので、注意してお話をすすめてください。耐震性能では全棟で構造計算（許容応力度計算）を行ったうえで「耐震等級3」をとるようにしていますので、大地震でも家族の命を守る、安心の住まいをご提供できます。 -
R＋houseでは性能を推していますが、どのような断熱材を使っているのでしょうか？
壁の断熱には高性能フェノールフォーム保温版(熱伝導率0.02w/m・k)を85mmの厚さで使用し、屋根の断熱には現場吹付断熱であるアイシネン(熱伝導率0.038w/m・k)を200mmの厚さで使用しております。そして基礎断熱として硬質ウレタンフォーム保温版(熱伝導率0.026w/m・k)を50mmの厚さで使用しております。上記に加え樹脂サッシを標準で採用しておりますので、高気密高断熱の住まいを皆様へご提供できます。 -
構造材にはどのような材料(木造？鉄骨？)を使用していますか？
R+house大分東では、構造材には大分県産の杉(無垢の乾燥KD材)をメインに使い、地産地消を推進しています。全棟必ず構造計算（許容応力度計算）をしたのちに、適材適所で集成材や松材を使用したりと、構造の強さとコストバランスを考えて木材を選定しております。また、お客様から質問に多いのが「木造と鉄骨はどっちがいいの？」というもの。答えは「どちらとも良し悪しがある」です。多く出回っている情報は、「木造はコストが安くて間取りの自由度が高いけど火災に弱い？」「鉄骨は丈夫だけど夏は暑くて冬は寒い？」など。木造だけど高くて決まった間取りの家、だけど火災に強かったり、火災による熱ですぐに強度のなくなる鉄骨を使っているけど、断熱の被覆はしっかりとされていたりと、プランやどのような基準で設計・施工されているのかで答えは大きく変わってきます。R+house大分東では、低コストで自由な間取り、火災や災害にも強い住まいを提供していますので、是非一度私どものお話しをお聞きください。
仕様・デザインについて
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外観のデザインはどうですか？ 外壁はどんなものを選択できるのでしょうか？
外観のデザインを決めるうえで欠かせないものが外壁材になるのですが、R+house大分東では多様な外壁材を扱っています。イルミオというデザイン性に優れたサイディング、ガルバリウム鋼板及びジョリパットの塗装仕上げ。また、レッドシダーの無垢外壁、光触媒の塗装仕上げ、光触媒の塗り壁(左官仕上げ)等をデザインやメンテナンスの観点からも採用することがあります。皆さまの予算に合わせて、その中で一番カッコ良く、長期的なメンテナンスにおいても優れているものをご提案しております。もちろん、事前にご要望をお聞きして、その素材に合ったデザインに仕上げることもできますので、まずはお気軽にご相談ください。 -
よく見る家では、引違い窓が多く使われているイメージがあるのですが、標準仕様の窓の種類は何ですか？そもそもモジュール的にフルオープンタイプの設置は無理でしょうか。
気密性能の向上とデザイン性により引違い窓はあまり使用しません。標準採用している窓はYKKAPとLIXILの製品になるので、メーカーのカタログに記載されている多くのサイズを扱っています。アトリエ建築家の先生は、建設予定地を実際に見て、周りの環境や雰囲気から住宅をイメージし、その上で「ここの場所にこの窓を使う」と一つ一つの窓を決めていくので、イメージや使い勝手を崩さないように多くの窓を使えるようにしております。また、もちろんフルオープンの掃き出し窓の設置はできます。「開放的にしたいのでフルオープンの窓が欲しい」と、是非打合せの際にお伝えください。 -
全体的にシンプルになりすぎませんか？
デザインは一人一人好きだと思う感覚が違うので、シンプルが好きな方、カフェ風インテリアが好きな方など、是非打合せの際にご自身の好みやイメージを教えてください。そして満足のできるオンリーワンの家づくりを一緒にしていきましょう。 -
キッチン、バス、トイレ、洗面所はどのような物（メーカー）が選択でき、種類は豊富なのでしょうか？
また、価格も安く手に入るのでしょうか？R+house大分東では、どのメーカーでも扱えますが、金額と品質等でおススメ出来るメーカーを数社、標準仕様として採用しております。 それらの標準採用しているメーカーでは、直接仕入れやメーカーと直接交渉し仕入れているので、高品質で価値のある製品をお手頃価格でご提供する事が出来ます。デザイン性や使いやすさを考えて選定しているメーカーとしては下記をご覧ください。 -
R+houseでは「無駄を省く」と言っていますが、収納スペースは十分に確保できるのでしょうか？
アトリエ建築家の先生が、暮らし方からプランをご提案いたします。どこにどのように何を収納するのかを考えていくので、収納力は十分に確保出来るプランになります。ヒアリングの際には、是非生活をイメージしながら必要なもの、置きたいものをおっしゃってください。また、今持っている物で、新しい家に似つかわしくないものがあるのも事実です。R+house大分東では、要らないものを捨てる「断捨離」を推奨しており、是非新しい家でスッキリとした生活を送っていただきたいと考えております。 -
R+houseでは24時間換気システムはどのような換気方式を採用しているのでしょうか？
R+house大分東では、第1種換気設備のうち、熱交換型の換気（澄家DC）を標準採用しております。換気の方法は大きく3種類に分けられ、自然換気(窓を開けて換気)、機械換気(機械のファンによって換気)、パッシブ換気(空気の流れによって換気)がありますが、住宅に使用されるもので一番メジャーなものが機械換気による24時間換気です。機械換気の種類にも大きく3種類に分けられ、「第1種換気設備(給気と排気を機械の力で換気)」、「第2種換気設備(給気を機械で、排気は自然に換気)」、「第3種換気設備(給気は自然に、排気は機械で換気)」があります。一般的に多くの会社で採用されているのが「第3種換気設備」で、メリットは価格が安いことがあげられます。ではなぜ、R+house大分東では「第1種換気設備＋熱交換型」を標準採用しているのかというと、一言でいえば「エネルギーのロスが少ない」からです。「第3種換気設備」では外気を直接家の中に取り込むため、夏場であれば熱い空気が、冬場であれば冷たい空気が家の中に入ってきます。特に冬場、換気口からの冷たい空気にヒヤッとしたことはありませんか？せっかく冷暖房していても、外気が直接取り込まれることでそのエネルギーは無駄になるのです。一方「第1種換気設備＋熱交換型」では、換気の際に捨てられてしまう室内の暖かさや涼しさを再利用（熱回収）するので、夏はエアコン、冬は暖房等を使用して頂くことで、省エネ効果もあります。冬には室内の排気から水蒸気を回収して室内に戻すので、室内の乾燥防止にもなります。その中でも弊社の採用している「澄家DC」は以下のメリットがあります。①メンテナンスが容易（本体は床下、換気口も低い位置に設置するので手が簡単に届く）②埃などのハウスダスト、アレルゲン物質などを巻き上げづらい（アレルゲン物質等の多くは床面から30cmほどの高さまでに多く堆積するので、床面に排気口がある澄家は衛生的）③メンテナンス時期を教えてくれるモニター（フィルターの清掃時期が分かるので、掃除のし忘れがない）以上のことなどから、R+house大分東では、第1種換気設備のうち、熱交換型の換気（澄家DC）を標準採用しております。上記をさらに詳しく知りたい方はお気軽にお聞きください。 -
オプションはどのようなものがありますか？
クローゼットやクローゼットの棚、ハンガーラックなどの収納は標準仕様に入ってるのですか？別途オプションとして費用がかかるのでしょうか？R+house大分東では、基本的に標準仕様にクローゼットの棚、ハンガーラック等の収納を標準で入れております。別途オプションとしてかかる例としては、ピットリビングにした際の床下収納や、テレビボードの造作等があります。ですので、あらかじめ予算には余裕を持たせた計画をオススメしております。
アトリエ建築家について
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打合せで、外観や部屋の雰囲気で気に入った雑誌の切り抜きとか見せても大丈夫ですか？
是非お見せください。初回ヒアリングの前に要望をノートにまとめて出してくださる方もいらっしゃいます。ノートには文章で表現する他、自分の好きな外観のイメージやリビングの画像など貼り付けたり、これはNGということを言い忘れないための、メモとしても役に立ちます。家族それぞれ要望が違うこともありますが、アトリエ建築家の先生がスッキリまとめてご提案いたします。 -
自分を担当してくれる建築家の先生は、どのように決まるのでしょうか？
弊社スタッフが事前に、皆様に対してヒアリングを行います。
その中で例えば「ガレージ付きの家がいい」とか「話しやすい女性の先生がいい」などの要望をまとめます。
そこから選定された先生が、皆さまを担当する建築家として打合せに入ります。
どの建築家の先生も、ヒアリング力に優れ、皆さまのご要望を十分に叶える力を持っていますので、安心してお任せください。
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建築家の先生との打合せは計３回と聞きました。
３回の打ち合わせで間取りが決定できるものなのでしょうか？また、3回以上の打ち合わせは出来ないのでしょうか？結論から申しますと、皆さま3回の打ち合わせで最高の笑顔を見せて、納得して間取りが決定しております。現代社会において多くの方は、家族との団らんやお仕事等で、なかなか余分に割く時間がなく、忙しく生活をされております。そのためR+house大分東では「時間と質の相関関係はない（時間をかければ良い打合せが出来るわけではない）」と考えております。３回のアトリエ建築家との打合せで、皆様には集中して臨んでいただき、密度の高い打合せをさせていただいております。アトリエ建築家の先生は、ヒアリングの質が高く、皆様のライフスタイルや本当のご要望をしっかりと汲み取り、暮らし心地に注力した真にお客様の思い描く、理想のプランをご提案いたします。打合せをされたお客様の中には、出てきたファーストプランをみて、感動で涙を流す方もいらっしゃいます。何回も何回も打合せをするよりも、時間をしっかりと決めて、皆様の貴重な時間はご家族との過ごす時間にあてていただければ幸いです。ちなみによほどの強いご要望があれば、追加で費用はかかりますが、3回以上の打合せは可能となっております。【打合せでの基本的な流れ】①R+house大分東のスタッフによる事前ヒアリング｜②建築家の先生との打合せ1回目（ヒアリング）｜③建築家の先生との打合せ2回目（プランのご提案）｜④R+house大分東のスタッフによるお客様との赤ペンチェック ※プランの再確認｜⑤建築家の先生との打合せ3回目（最終的なすり合わせ・おおまかな色決め等）｜⑥R+house大分東のスタッフとの打合せ(内装・照明プラン等)
その他
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総二階建てに比べ平屋の住宅は高くなると聞いたのですが、本当でしょうか。
答えとしては「たいして変わらない」というのがR+house大分東の見解です。
まず前提として、同じ坪数の建物であれば平屋の住宅の方が高くなります。なぜならば、総二階建てを平屋にすることで大きく変わるものがあります。それは屋根と基礎の面積になります。
仮に30坪の総二階であれば、屋根と基礎の大きさは15坪ですみますが、それが平屋になると30坪の大きさの屋根と基礎になります。
そのため一般的には平屋の方が高くなると言われています。
しかし、ここで重要なポイントがあります。
それは平屋になると「階段が不要」ということです。
階段の面積はプランによっても変わりますが、おおよそ各階で1坪、家全体で2坪を占めます。
つまり平屋では30坪の家を建てなくても良いのです。
比較するならば、30坪の総二階建てと28坪の平屋になるので、そのときの総額は「たいして変わらない」という答えになります。
厳密にいうとプラン次第にはなるのですが、一概に平屋の方が高くなるわけではないことを知っておくと、今後の皆様の家づくりの一つのアイデアになると思っております。
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各階にエアコン一台で過ごしやすいとのことですが、寝室など他の部屋まで快適に過ごせるのでしょうか？
快適だと思う感覚は人それぞれなので、快適なのかを明確に申し上げられません。高気密高断熱の住まいなので、そもそも部屋間の温度変化は小さく、また小さくなるように部屋のドアは天井までの高さのあるフルハイトドアを標準で採用しております。設計の工夫で快適に過ごせるようにプランニングはしておりますが、冒頭に述べたように快適だと思う感覚は人それぞれなので、将来的に局所的にエアコン等で冷暖房できるように事前に配管はしております。 -
高気密すぎると、冬場の空気の乾燥がひどくなるという話を聞きました。換気設備が整っていれば問題ないでしょうか？
実は、多くの方が誤解しているのですが、「高気密高断熱だから冬場の空気が乾燥する」というわけではありません。いつでもどこでも24時間暖かい家を求める場合、相対湿度の関係で必ず起こる現象になります。(低性能な家でも家全体を暖めるほどの暖房を入れていれば乾燥します。)空気中に含むことができる最大の水蒸気量(飽和水蒸気量)は温度によって変わります。
温度が高いと多くの水分を含むことができますが、温度が低いと少しの水分しか含むことができません。
暖房をつけると、温度が低い状態から温度が高くなります。
温度が高くなっても、空気中に含まれる水分量は変化しません。
しかし、温度が高くなることで、飽和水蒸気量が増加します。
その結果、相対湿度が低下し「乾燥した」と感じるようになります。
そして高性能な住宅が乾燥しやすく感じるのは大きく２つの理由があります。１つ目に、高性能住宅では開放型の暖房器具(石油ストーブやファンヒーターなど)を使用しない事が挙げられます。石油ストーブなどは、灯油1Lから約1.1Lの水分と二酸化炭素を排出し、その水分が家の中の湿度を上げてくれます。高性能住宅でも開放型の暖房器具を使用すれば湿度は上がります。しかし、同時に排出される二酸化炭素により空気環境を悪化させ、健康・環境面共に問題視されているため使用は基本的にNGとなります。隙間の多い住宅でも必ず窓を開けての換気が必要となるので、そもそも開放型の暖房器具は使用しない方が良いのです。また24時間換気は開放型の暖房器具の使用を想定していないため、換気のための窓開けが必要となります。２つ目に、暖房をする範囲の違いが挙げられます。隙間の多い家や昔の家のように性能が低い場合、暖房は局所的なものになるので乾燥する場所が限られていました。しかし高性能な住宅の場合、少ないエネルギーで家全体を快適にしようという考え方ですので、暖房が効く範囲が広くなり、それに比例して乾燥する範囲も広く、これが乾燥しやすいと感じる要因になっています。過乾燥と感じやすいのは、きちんと高気密高断熱が施行された高性能な建物なので、暮らしの工夫で楽しく付き合っていただければ幸いです。簡単なアドバイスとして、室内に洗濯物を干したり、観葉植物を置く、水槽を置いてみる、気になる場合には加湿器を導入するなどの工夫で、快適に過ごしやすくなります。
